2016年4月2日土曜日

シニュー糸で思い出す

シニュー糸という手縫い糸があります。
元々はインディアンが鹿など動物の腱から取った糸のこと、、、らしいです。
 
昔、私が手縫いしかしていなかった時に、アメリカから材料買った時に一緒に買ったものです。
そのままの状態だと太すぎて使いにくいので、腱から使うときと同じように(知りませんが)さけるチーズのように必要な太さ分だけ裂いて使います。大体2等分位です。
手縫い製作しかしていなかったのでかなりの量の糸を使います。
その度ごとにいちいち裂いていたらタダでさえ手縫いで時間かかるのにもっとかかる・・・。
で、その当時夜に仙台の路上で売っていたので、売りながらこの糸裂き作業を延々していました。
 
仙台の路上では他にヘンプ麻で編みこんだアクセサリーやビーズ製作屋さんなど色々おりまして、それらの方々はその場で商品の製作をしておりましたが、私の場合革編み込み作業ぐらいであんまりやることがなく、かといってそんなに人も来ないのでヒマ潰しでこのシニュー裂き作業をしていましたら・・・・かなりの量ができてしまい結局コレもやめて小説とか読みながら販売していました。
小説読みながら接客・・・・ってナメてますよね?でも、それもアリなのが路上販売。当然すべては自分にかかってくる
 
「何してんの?」
・・・「糸作ってます」
ってやり取りをよくしていました。
 
 
そのシニュー糸、一時は使っていたのですが、結局使わなくなりました。
現在のものはもちろん腱などではなくポリエステルで糸自体はものすごく強いのですが、糸すべりが良すぎて、糸に撚りかけても滑りすぎて糸抜けが怖くて、よろしくないと思い使わなくなりました。(今はもっと良いのがあります。)
 
そんな余りまくっているシニュー糸、久しぶりに出してきて「キーカバー」のパッケージ内のリング止める糸に使ってみました。
 
そんなんで近日中にキーカバー追加します。
あと・・・すみません!!価格がちょっと上がります。

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